教育課題としております日経SYSTEMSですが、10月号で纏めたい事項がありませんでしたので、日頃から整理したかったことを纏めて、紹介します。
「今さら聞けないPaaSとは? IaaS、SaaS、DaaSとの違い」
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PaaS ・・・ ”Platform as a Service”「パース」
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サービスとしてのプラットフォーム
開発に必要な
・ネットワークなどのインフラ
・OSなどのプラットフォーム
をインターネット上で使用できる。
⇒ 電気・水道などのインフラがそろった、ショッピングセンターのテナント
メリット:必要な環境がすでに揃っているので、プログラムを作ることに集中できる
デメリット:環境をカスタマイズするのは難しい
Google App Engine(Google Cloud Platform)
Microsoft Azure(マイクロソフト・アジュール)
Heroku(へロク)
IBM Bluemix
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IaaS ・・・ ”Infrastructure as a Service”「イァース」「アイアース」
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サービスとしてのインフラ
・仮想サーバ
・ハードディスク
・ファイアーウォール
などのインフラを提供
⇒ 土地だけを借りてお店を作る方法
メリット:アプリ・プラットフォームをかなり自由に開発できる
デメリット:開発には専門的なスキルが必要
Google Compute Engine
Amazon Elastic Compute Cloud
Xサーバーなどのレンタルサーバー
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SaaS ・・・ ”Software as a Service”「サース」
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⇒ 以前のお店が残した設備がある居抜き
メリット:全てのサービスがウェブ上で使えるので、開発のスキルや手間なく使える
デメリット:すでに用意してあるサービスなので、自由度は低い
Gmail、Yahoo!メール
Google Photo
無料ブログサービス
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DaaS ・・・ ”Desktop as a Service”
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パソコンのデスクトップ環境をクラウドでつくって、
インターネットを通じて利用するサービス
メリット:全てのサービスがウェブ上で使えるので、開発のスキルや手間なく使える
デメリット:すでに用意してあるサービスなので、自由度は低い
Microsoft Virtual Desktop
IBM Smart Business Desktop
Citrix XenDesktop